秀電社のSDGs
改めて、持続可能な開発目標:SDGs 17の目標を見ると、今の時代背景も相まってどれも“確かに”と納得してしまうものばかりです。
- SDGs(持続可能な開発目標)
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- 目標1「貧困をなくそう」
- 目標2「飢餓をゼロに」
- 目標3「すべての人に健康と福祉を」
- 目標4「質の高い教育をみんなに」
- 目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
- 目標6「安全な水とトイレを世界中に」
- 目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
- 目標8「働きがいも経済成長も」
- 目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
- 目標10「人や国の不平等をなくそう」
- 目標11「住み続けられるまちづくりを」
- 目標12「つくる責任 つかう責任」
- 目標13「気候変動に具体的な対策を」
- 目標14「海の豊かさを守ろう」
- 目標15「陸の豊かさを守ろう」
- 目標16「平和と公正をすべての人に」
- 目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
ですが、どれも“誰でも無条件に”取組めるものでは無いようにも思えます。
なぜなら、企業として、これらを真剣に取り組むとなれば、確実に利益を出し続け、その利益を自分たちの欲の為だけに使うのではなく、これらの目標に沿った活動を、力強く継続していかねばならないからです。
これは、とても難しい事です。
ですが、とても大事なことだと、強く思います。
そこで、私たち秀電社は、この大事だけど難しいことを成していく為に、どのようなことをしているのか、そして、これからどのようにしていくのかを記していきます。
秀電社は創業以来、浄水場や下水処理場・河川の排水機場などの設計や工事を行ってきました。これにより、水害を減らし、キレイな水を飲める環境を維持し、生活廃水や工業廃水で環境が汚染されないよう守り続けることができました。
そして、守り続けるために私たちは自然と努力を積み重ねることになったのです。積極的に技術を磨きましたし、自分たちだけでなく周りの人々のための安全にも取り組みました。
数十年前、この仕事を始めたころの私たちはSDGsなど気にしておらず、自分たちが栄えるために一生懸命なだけだったと思います。
しかし、公的な仕事に真摯に向き合い続けた結果、
水質汚染を無くす設備の建設に携わることで、
目標3「すべての人に健康と福祉を」
浄水場や下水処理場の建設や設備の更新に直接携わることで
目標6「安全な水とトイレを世界中に」
水環境(上下水道)の設備工事や設備設計に携わることで、
目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」
を実現していました。
こうして、しだいに人々に信用されるようになり、頼られるようになりました。
今は、自分たちが生きるために仕事するというだけでなく、いい仕事をすることが社会貢献になっていることを誇りに感じています。
これにより
目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」や
目標11「住み続けられるまちづくりを」にも貢献することができるようになりました。
本当にありがたいことだと感謝しています。
私たち秀電社は、これからも、人々が安全で安心できる環境を作り続けていきたいと思っています。そのため、自分たちの技術を高め続けています。
設備設計の技術、
施工監理の技術、
電気工事の技術、
設備設置工事の技術、
経理や労務管理の技術、
採用・人材育成の技術、
など、実に社員の9割以上が何かしらの有資格者です。
これは、会社として技術習得のサポートをしているからでもありますが、みんなが技術者である事に誇りを持つと同時に、自らの仕事が社会の役に立っていることを感覚として持ち合わせ続けることが昔からできているからです。
この良き感覚を持ち続けて、次世代に繋いでいくため、より多くの社員を採用し、育成していく事に、積極的に動きます。
自らの技術力を磨き、仕事を愉しめる人材を育てていく活動を通して
目標8「働きがいも経済成長も」を達成し続けます。
また、私たち秀電社には、協力業者と一緒に作った会「秀電共栄会」があります。
協力業者のみなさんと共に発展してく為、定期的なミーティングや現場でのパトロール、意見交換などを行っていて、各社の目標とする事業の継続・発展を目指しています。
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献しています。
近年、女性の活躍や長く働ける社内制度の構築が叫ばれていますが、秀電社では、男女関係なくインターンシップ生を受け入れて、技術の世界を知ってもらう活動を実施し、社内規定の改善を続けて、育児介護休業規定を制定するなど取組を行っています。
これは、性別ではなく、能力やマインドが正しく評価される会社になっていけるように行っている活動です。
これらの取組は、
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に沿った活動です。
また、そういった会社になる事こそ、
目標8「働きがいも経済成長も」の達成に繋がっていくと考えます。
そして、これからの社会のため、秀電社は、創業60年の知見を活かし、第二世代バイオエタノール事業を行っています。
これは、ゴミや廃材などをバイオの力でバイオ糖やバイオエタノール(以下、BE等といいます。)にする事業です。これら、BE等は、現在そのほとんどが化石資源で賄われている内燃機関の燃料、プラスチックなどの化成品の代替えになる資源で、脱炭素社会を実現する為に必要不可欠な資源となります。
そのプラント設備の設計~建設~維持管理まで一手に担うことが出る当社は、これから、カーボンニュートラルによる循環型社会の実現に貢献していきます。
この第二世代バイオエタノール事業は、
目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、
目標12「つくる責任 つかう責任」、
目標13「気候変動に具体的な対策を」
目標15「陸の豊かさを守ろう」
の実現に貢献していくものです。
ゴミからみんなの役に立つものを作る。そうして、未来につなげていく。
とても、わくわくします!
秀電社は、世界トップの企業ではありませんし、ましてや国家でもありません。
ですから、ひょっとすると、世界の事や未来の事に対する責任など、考えるたり背負ったりする必要すら無いのかもしれません。
しかし、自分たちにやれることはもちろん、やるべきことを見つけ、それを実現していくことのできる会社として、継続的に発展していく所存です。