プロが語る第2種電気工事士試験の合格率アップのポイントと対策 2023年11月29日 水曜日
◉第2種電気工事士試験の概要と重要性
第2種電気工事士試験は、電気工事における法令や技術的な知識を問うもので、合格して資格を取得することで低圧(600V以下)で受電する電気工作物の工事に従事できるようになります。この資格を取得することは、電気工事の施工や管理を行う上で必要不可欠です。言い換えると、この資格を持たないと工事現場で実際の工事を行うことができないため、必須中の必須資格。学生時代に取得しておくと就職にも有利になり、資格を持つことで、専門知識を持ち、安全かつ適切な工事が行える能力を持っていることの証明にもなります。
では第二種電気工事試験とはどのような試験なのかを簡単にご説明します。
◉第2種電気工事試験概要
筆記試験と技能試験の両方に合格する必要があります。筆記試験、技能試験は共に年に2回、上期と下期に実施されます。
2024年は
・上期試験
学科試験(CBT方式) 4月22日(月)~5月9日(木)
学科試験(筆記方式) 5月26日(日)
技能試験 7月20日(土)または7月21日(日)
申込期間 3月18日(月)~ 4月8日(月)
・下期試験
学科試験(CBT方式) 9月20日(金)~10月7日(月)
学科試験(筆記方式) 10月27日(日)
技能試験 12月14日(土)または12月15日(日)
申込期間 8月19日(月)~ 9月5日(木)
※CBT(Computer Based Testing)方式とは
令和5年度に実施する第一種電気工事士試験及び第二種電気工事士試験から、これまでの筆記方式(問題用紙とマークシートを用いて行う試験方式)に加えて、導入されたパソコンを用いて行う方式。出題形式はこれまでと同様。
筆記試験は120分、四肢択一の50問出題で、30問正解すれば合格。以下の内容を問われます。
・電気に関する基礎理論
・配電理論及び配線設計
・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
・電気工事の施工方法
・一般用電気工作物等の検査方法
・配線図
・一般用電気工作物等の保安に関する法令
技能試験は40分間で、配線図に従って電気工事を行います。電線の接続、配線工事、電気機器及び配線器具の設置、コード及びキャブタイヤケーブルの取付け、接地工事、電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定、一般用電気工作物等の検査、一般用電気工作物等の故障箇所の修理などの項目があります。
※最新情報 2023年11月!
2023年11月10日、2024年の電気工事士試験の実施日程が公開され、2024年以降は年2回へ変更されることが発表されました。これまで、第一種電気工事士は年1回試験が実施されていましたが、第二種電気工事士と同様に、上期と下期の両方で受験することができるようになります。
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