《2025年 年頭所感》株式会社秀電社 代表取締役 秀嶋 克仁 2025年1月1日 水曜日
新年明けましておめでとうございます。
みなさまにおかれましては、
新春を清々しいお気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
『2024年の振り返り』
2024年、みなさまにとってどんな一年でしたでしょうか?
願わくば、良いことばかりの一年であれば素晴らしいのですが、実際には、いい事も、そうでもない事も織り交ぜられた、なんとなくいい塩梅の一年だったのではないかと、拝察いたします。
かく言う秀電社も、一年間しっかり走り続け、体感としては「よし、頑張ったぞ!」と、胸を張って言えるような取り組みを重ねて来られたと実感しています。
例えば
・新入社員が9名入社(中途入社も含む)
・総務部の呼称を「経営管理部」とし、会社の運営力強化
・設計部の呼称を「設計開発部」とし、バイオ関連の取組を強化
・社員評価制度の刷新
・高校生インターンシップの受入れ
・バイオ事業の為の実験研究室を設置
・秀電共栄会(協力会)の活発な活動
・過去最高額の案件受注
などを実現できました。
しかしその一方で、売上が当初目標に届かず伸び悩んでしまった事、法改正による残業規制への対応に苦慮した事など、大手を振って「最高の一年だった!」と、言い切れるかと言えば、なかなかそうではありませんでした。
現実は、なかなか難しい。世の理を改めて実感した一年でした。
『変化を厭わず』
秀電社のミッションは
「変化を厭わず、共に歩む」
です。
これは、世の中の変化に対して柔軟であり、お客様の状況により変化するご要望にもしっかりと対応し、お客様、協力会社のみなさん、社員のみんなと共に歩んでいく姿勢を表したものです。
昨今その変化は非常に大きく、柔軟に対応していく事が難しいと感じてしまう瞬間がたくさんありますが、それでも、このミッションを常に意識し、変化を厭わず、その時の最良の状態を目指していきます。
『“個”を磨いて、“協力”していく』
個人のレベルで言えば、時代と共に、どんどん“個”が強調されてきていると感じます。家族形態も大家族から核家族となり、今はSNSなどの利用により、“個”で過ごす時間が多くなっているように感じます。
また、いわゆる“多様性”を認めていく時代という事は、“集団”よりも“個”を尊重する時代になってきたと言いえます。もちろん、“個人”を認め合う事はとっても大切で健全な人間社会の構築には必要な概念だと思います。
これは、企業も同じで、その企業の特性、個性をしっかりと明確に打ち出していかないといけません。企業の個性磨き、大切です。
しかし、一企業が何かを成し遂げる時に、“個性”だけで乗り切っていけるでしょうか?もちろん、ナショナルメーカーや大手企業なら、それも可能でしょう。可能たりえる資金、人材を擁しているからです。
ですが、中小企業はそうではありません。前述のとおり、世の中の変化に対応していく事で精一杯で、一企業でやれることには限界があります。やりたくても、そもそもやれない。そんな状況が、この先ずっと続いていきます。
であるならば、“個”を磨いてきた企業同士が、“協力”しあい、共通の目的を果たしていくことが、これから必要になってくるのではないかと思います。
そう、例えるなら、スイミーのような。
『その為に必要な事』
何と言っても、今まで60年間行ってきた、
プラントの電気・機械の工事をしっかりお任せいただき、確実に竣工させていく事。
お客様のご要望、お困りごとに誠心誠意お応えしていく事。
次の世代に技術を継承し、一人前の技術者を育てていく事。
これらを、今まで以上にしっかりと行って参ります。
当社と関わりを持っていただいた全ての方に、これからもずっと安心してもらえるように、日々、邁進してまいります。
2025年の秀電社にもぜひ、ご期待ください。
最後になりましたが、
みなさまのご多幸とご健勝をお祈りしますとともに、
今年も変わらぬご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社秀電社
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