今、需要が高まっている注目の「電気設備設計士」の仕事とは。~あなたも設計士になれるという話をお伝えします~ 2018年12月20日 木曜日
■「無事に通電できました」という報告を聞いた日は、自転車を漕ぐ速度が倍に?!
設計部の熊本は、職業訓練校で電気工事の技術を学び、1984年に入社した勤続35年のベテラン設計士。お気に入りの自転車で、毎日片道13キロもある距離を約1時間かけて通勤しており、現場から良い報告が上がって来た日は自転車のペダルが特に軽くなるそうです。
今回は熊本の一日を追って、電気設備の「設計士」とはどんな一日を過ごしているのか、そして「電気工事会社の設計」がどのような仕事なのかをご紹介させて頂きます。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
●電気工事会社の電気設備設計ってどんな仕事?
「電気設備設計」とは建物の電気に関する全般の設計が主な業務になります。一般的な建物からプラントと呼ばれる大型施設まで、草案書・仕様予定書からクライアントの要望を考察してビジョンを現実化するもので、大元の設計図をベースとして配線やレイアウト(例えば電源や照明の配置等)を行い設計図を完成させる業務です。
時には街中の下水の流れを管理しているマンホールポンプ設置の設計や、プラントの受配電設備、監視制御盤と呼ばれる機械を監視する設備の設計等も行い、現場で設計通りに施工されているか管理する業務を行うこともあります。
●電気設備設計の難しさと魅力
設計士はCADというコンピューターの設計支援システム(ソフト)を使って、安全・ルール・コストを前提に、発注者にも現場の電気工事士たちにも設計意図が明確に伝わるよう設計図を作成します。
建物を新たに建設する際は、建物の構造自体を設計する「構造設計」、内外装のデザインを設計する「意匠設計」があり、その二つを踏まえた上で「電気設備設計」を行う為、構造や意匠に対する理解力と応用力や周囲と調整を行うコミュニケーション能力がこの「電気設備設計」を行う設計士には必要とされます。
確かに電気設備設計の仕事は個人住宅から大型のプラントまで多岐に亘り、大きな責任を伴う難しい仕事ではありますが、自分の設計通りにその建物に新たに電気が通った時や灯りが点った時は、この上無い達成感と充実感を味わうことができ、そこで働き、暮らす誰かの「快適で安全な生活」の役に立つ事ができるのも大きな魅力の一つです。
また、近年施設や設備の多様化が進んでいて、電気設備設計ができる人材に対する需要はとても高まっています。
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