【吉野ヶ里公園の裏側を支える】汚水中継槽点検で育つ現場力 – こんなトコロに秀電社 vol.9 – 2025年9月12日 金曜日
◉歴史と自然に囲まれた“特別な現場”で
佐賀県神埼市と吉野ヶ里町にまたがる吉野ヶ里歴史公園は、弥生時代の大規模な環壕集落跡として全国的に知られる国営公園です。
発掘調査では約2,000年前の集落跡や物見やぐら跡、甕棺(かめかん)墓などが発見され、歴史教科書にも掲載されるほどの重要遺跡。敷地面積はなんと約50ヘクタール(東京ドーム約11個分)におよび、広大な園内には復元建物や展示室、季節ごとの花々が楽しめるエリアも点在しています。
このスケールを維持するには、観光客から見えない裏側での設備維持が不可欠。今回、秀電社は「令和7年度 吉野ヶ里公園汚水中継槽外点検清掃作業」をお任せいただきました。歴史的価値と観光資源を守るための、静かで重要なミッションです。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
◉作業概要とチーム編成
工事名:令和7年度 吉野ヶ里公園汚水中継槽外点検清掃作業
作業員:N(リーダー)、M、K、S、T(計5名)
当日のスケジュールは、午前中に場外2箇所の中継槽点検、午後は場内1箇所の清掃・点検を実施。その他、小規模な確認作業も並行して行いました。
今回は若手メンバーの育成を目的に、Nを中心とした5名体制を編成。単なる作業ではなく、現場で学びながら成長できるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を重視した現場運営を行いました。
◉技術の継承とOJTによる成長機会
マンホールポンプの点検・清掃は、安全確保・水質管理・設備保全など幅広い知識と判断力が必要です。
現場ではリーダーが作業の背景や判断ポイントを解説し、若手は作業の流れを直接体験。手順を“見て覚える”だけでなく、“やって身につける”スタイルでOJTを実施し、これにより、若手が将来、現場を率いるために必要な実践力と自信を育む機会となりました。
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