公共インフラを支える現場へ – 福岡市・塩原ポンプ場の挑戦と誇り – 2025年5月13日 火曜日
◉そのまちの命を守るポンプ場
私たちの暮らしに欠かせない水。その水が、蛇口をひねるだけで当たり前のように届くのは、見えないところで“送る”役割を担う人や設備があるからです。現在福岡市が整備を進める塩原送水ポンプ場。この施設の中核となる電源設備、電気・機械工事の一端を今回私たち秀電社が担当させていただきました。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
◉ 送水ポンプの役割と塩原ポンプ場の重要性──浄水場再編の一環として
送水ポンプとは、水を必要な場所へ届けるために欠かせない装置です。用途によって大きく3種類に分けられます。
- 上水用ポンプ:浄水場で処理された飲料水を配水池や各家庭に送るためのもの
- 雨水ポンプ:大雨時の浸水を防ぐため、雨水を集めて排水処理施設へ送る
- 汚水ポンプ:生活排水などを下水処理施設へ送るためのもの
今回、秀電社が工事を担当した塩原送水ポンプ場は「上水用ポンプ」の施設です。
この施設は、福岡市が進める高宮浄水場の浄水機能を乙金浄水場に移転統合する浄水場再編事業の一環として位置づけられており、乙金浄水場で作った水道水を配水場に送水する役割を担うポンプ場です。 今後、福岡市の南区・中央区・博多区方面へと水を安定的に送り出す中継拠点として、福岡の人口密集地域を支える給水の要となり、福岡市水道局の令和5年度事業予算案概要資料にも明記されている通り、大きな期待が寄せられています。
◉ インフラの未来を支える工事──秀電社の技術が担う使命
この工事は福岡市による公共インフラ整備の一環で、私たち秀電社は建物内部に心臓を吹き込む電気・機械設置の新設工事、主に非常用発電設備の電気工事および発電機関連の据付を行う機械設置工事を担当させていただきました。
これにより、通常時はもちろん、停電時にも安定して配水池へ送水できる強靭な施設が誕生します。
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