現場を変える“気づき”は、いつも社内に – 経営管理部が見た未来の仕事術 – 2025年6月25日 水曜日
今回は、秀電社の経営管理部Kが参加した、とある外部イベントのご報告をお届けします。電気・機械設置工事士の皆さんが普段はなかなか触れる機会のない“バックオフィス”の動きですが、実はその裏側で、現場の未来を守るためのアップデートが着々と進んでいます。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
◉「2024年問題」は、現場の働き方を揺さぶる転機
「現場に、風を通す」そう言って笑ったのは、経営管理部のメンバーのひとり。2025年6月6日、経営管理部のKは、福岡国際会議場で開催された大塚商会主催の【ITソリューションフェア 2025 in 九州】に参加しました。
このイベントは、建設・製造・サービス業などを含む幅広い業種向けに、業務効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するための最新ツールやサービスを紹介するものです。
私たち経営管理部も、「会計システムを見に行く」などの枠を超えて、“現場と経営をつなぐ視点”をアップデートするためにこの場を活用しました。
2024年4月、建設業にも「時間外労働の上限規制」がついに適用された、いわゆる2024年問題。電設業界では、これまで「現場を回すためには長時間労働もやむなし」という空気がありましたが、法律の後押しでようやく「人を大切にする働き方」へとシフトする時代が始まっています。
ただし、その変化は甘くありません。
工期の再調整、給与体系の見直し、人手不足、教育体制の再構築……。課題は山積みです。
秀電社では、そうした現場課題に真剣に向き合うため、経営管理部が積極的に外部イベントへ参加し、最新の業界動向やツール、他社事例を“先回り”して学ぶ姿勢を貫いています。
◉現場を知る管理部だからこそ
秀電社の経営管理部は、単なる事務部門ではなく、現場の課題解決に深くコミットしています。
人手不足や技術継承の問題、そして働き方改革に伴う制度対応。そうした課題は、すべて現場の声に耳を傾けなければ見えてこないもの。
だからこそ私たちは、「現場を支える技術」と「経営を支える知恵」の両方を育むことを重視しています。
今回のフェアで注目したのは、現場と本社の情報共有をもっとスムーズにできる業務統合管理ツールやクラウド型の勤怠管理、日報アプリ、AIによる見積もり支援ツールなど。大塚商会のご担当者が丁寧に案内してくださいました。
これらは一見、技術士の皆さんには関係のない“管理ツール”に思えるかもしれません。でも、たとえば「見積のやりとりが早くなる」「日報がスマホで書ける」「現場からの申請が楽になる」そうした小さな“便利”が積み重なった結果、働きやすさにつながり、仕事の質を高めていくことを私たちは知っています。
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