災害復旧工事を引き受ける、覚悟。~令和2年7月豪雨の爪痕に対峙するということ~ 2020年12月22日 火曜日
■ 被災地での復旧工事の現状
自然災害での復旧工事は想定外の事が起こるのも珍しくはなく、高度な知識と判断力が必要とされるため、秀電社では基本的にキャリアのある技術士たちがアサインされます。
現在も電気や機械の復旧工事は罹災した様々な場所で行われており、ライフラインである家庭用電源の整備など「市民の生活の復旧」を第一に行われるのですが、日常では目にすることのない上下水道やインフラの復旧もまた同時に行わなければなりません。
ここは川沿いのポンプ場施設。この建物も2階の、更に2メートル上の高さまで浸水があり、水が引いて立ち入りが出来た時には、機械類がほとんど土砂に埋もれていたそうです。
泥を丁寧に取り払い、手が付けられる状態にするまで約2カ月。そこから復旧プランを立てて、ようやく工事に入れます。
※一見綺麗に見えるこの機械は、建物2階に据え付けてある機械。浸水は上の張り紙の位置にまで。
ほとんどの機械はもう使用できなくなっていたり、このような故障の対処法などは説明書に載っていなかったりするのですが、様々な専門家と共に出来る限り復旧できるように努めます。
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