『蘇る玄界島の記憶』離島の生活を支えてきた電気工事 ~本工事編~ 2019年7月16日 火曜日
福岡の博多ふ頭(ベイサイドプレイス博多)から福岡市営渡船で約35分の、玄界灘に浮かぶ小さな島「玄界島」。以前このSHUDEN,ON TIMEでご紹介させて頂いた「事前調査編」の続編となる今回の本工事編は、世間ではあまり知られていない「離島での電気工事」のお話です。
街で目にする大きな施設や機械設備等、これらと同じような物は当然離島にもあります。ですが、このような設備は一体どのようにして離島に作られているのでしょうか・・・?
勿論、設備そのものが完成形で運ばれることはないですし、旅客ターミナルから就航している船は定員180名程の旅客船なので大きな機械や資材は運べません。
そこで今回は、実際に秀電社が行った離島での工事を、一日の流れに沿ってご紹介させて頂きます。
みなさん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
● 日帰り工事のスタートは朝7時の港から!
今回の工事内容は『マンホールポンプを管理する制御盤の取替え設置』で日帰りのスケジュールの為、朝7時から仕事が始まります。最初に向かったのは福岡市長浜鮮魚市場の対岸にある護岸エリア。
前回の「事前調査」により準備された新しい制御盤やそれを据え付けるポール等の資材、それらを運搬するトラック等、全てをこの港からチャーター船で送り出します。
※事前に手配した2隻のチャーター船の1隻は「台船」と呼ばれる機材や物資の輸送ができる海上作業用の箱船で、もう1隻は技術士達が乗る旅客船。台船は重量物の運搬以外に、クレーンや発電機等の土台に使用されたりもします。
出発の第1陣は全ての資材と機材を載せた台船。因みに台船には乗務員以外の人が乗って移動することはできません。
そして第2陣で、秀電社の技術士達が旅客船に乗り込み、目的地の玄界島へと向かいます。
技術士達が乗る旅客船は30分程度で玄界島に到着するのですが、台船は旅客船の倍以上の時間がかかるため、先着した技術士達は打ち合わせ等を終わらせて台船を迎えます。
到着して接岸した台船から慎重に車両等を降ろし、そのまま工事の現場へ。
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