福岡の観光名所「筥崎宮」で見られる貴重な光景!(前編) 2018年9月28日 金曜日
■半年に一度、僅か数分だけ見られる貴重な光景!
みなさん、こんにちは。【SHUDEN,ON TIME】です。
突然ですが、先ずはこちらをご覧下さい。
この瞬間を見たことがあるという方は、あまりいないのではないでしょうか。
実はこの放水、福岡の歴史ある「筥崎宮」で行われる「筥崎宮防災設備保守点検」の一部で、半年に一度、僅か数分しか見る事ができない貴重な光景なのです。
1594年に建立され、幾度と無く戦火に晒されながら400年以上もの間、博多の町を見守ってきた筥崎宮の楼門。
写真ではなかなか伝わりにくいのですが、実際に目の前で飛沫を浴びる姿はとても神秘的なものでした。
もし、あなたがこの光景を生でご覧になったら、千年の歴史を守る時の涙に、きっと私と同じ気持ちになれると思います。
●重要文化財を守るポンプ室
こちらは放水のための送水ポンプ。万一の火災等に備えてしっかりと動作確認を行います。
そして楼門の正面右手の通路部、この地面の下をポンプからの配管が通っています。
本殿内はここからも放水。
■筥崎宮
福岡市東区筥崎にある日本三大八幡の一つで、各種ご祈願や神前結婚式が行われ、観光地やパワースポットとしても有名。
創建はおよそ1100年前の923年と言われ(諸説あり)、祭神は、応神天皇、神功皇后、玉依姫命。1274年の元寇の際に社殿を焼かれたほか、何度かの火災に見舞われたが、1546年に戦国大名で周防国大内氏16代当主大内義隆により現在の本殿と拝殿が、1594年に安土桃山時代の武将・大名で毛利元就の三男小早川隆景により「楼門」が再建。
また千年以上の歴史を誇る勝運の神としても奉られ、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスやサッカーのアビスパ福岡、バスケットのライジングゼファー福岡等、地元福岡のプロスポーツチーム公式の必勝祈願参拝が行われている由緒正しい神社で、ご好評を頂いた前回の「放生会(ほうじょうや)」記事も皆様の記憶に新しい、福岡の立ち寄りたい観光名所の一つ。
web site: https://www.hakozakigu.or.jp/
■筥崎宮と秀電社
私達秀電社は筥崎宮から、半世紀に亘り電気工事に纏わる仕事を引き受けています。
その中で「筥崎宮防災保守点検」という国指定重要文化財を守る非常にセンシティブな業務も任せて頂き、重要文化財である本殿と拝殿、楼門の放水点検は、丹念な準備と参拝者への細心の注意を払い、協力業者の方々と共にしっかりと行っています。
後編につづく。
※【福岡の観光スポット「筥崎宮」で見られる半年に一度の貴重な光景!後編】は10月4日(木)頃アップ予定です、お楽しみに。
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