福岡の観光名所「筥崎宮」で見られる貴重な光景!(後編) 2018年10月4日 木曜日
今回は《福岡の観光スポット「筥崎宮』で見られる貴重な光景!》の後編で、今回も特別な時にしか見られない貴重な光景に纏わるお話です。
※前編はこちらからもご覧頂けます。
みなさん、こんにちは。【SHUDEN,ON TIME】です。
■楼門開放時のみに見られる”とある”設備
筥崎宮本殿や拝殿のある楼門内は、正月や放生会等特別な時に一般開放されて内覧が可能なのですが、実はその時にしか見られない「ある設備」があるのをご存知でしょうか?
勿論神聖な場所で景観を壊さないよう造られているため、門内に入った経験がある方でも気付かれなかった方が多いのでは。
それは主に棟の最上部に設置され、
棟の上に左右に通っている細い線が軒に沿って続き、
門内の細い鉄柱とコンクリートの台座を経由し地面へ繋がっています。
そう、これらは「落雷」から建造物を守る「避雷設備」(いわゆる避雷針)。
一般的に落雷時の電圧は約200万~10億ボルト、電流は1千~20万、時に50万アンペアにも達すると言われ、落雷が発生した場合、人の死亡や建物火災等の原因となります。ここ筥崎宮の避雷設備は楼門内にあり、特別に開放された時のみに見る事が出来ます。
そして、いつか楼門内に入られた時は、この台座の下部のプレートを覗いてみてください。
実は設置させて頂いたのは昭和42年9月と、もう50年以上も前。
現在も私達が定期点検やメンテナンスを行い、通電等も細部に渡り入念にチェックを行っています。
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