巨大地下施設で活躍する秀電社の機械工事技術士! 2019年6月7日 金曜日
■ 福岡のK市にある巨大地下施設の機械器具設置工事
機械器具設置工事には、大きな分野として「運搬機器設置工事」や「内燃力発電設備工事」など様々ある中で、秀電社が得意とし、その実力や品質を広く認められている工事の代表例が「プラント設備工事」です。
プラントとは一般的に、発電や水処理、鉄鋼・石油など、巨大な装置を持つエネルギー生産施設の事を指し、「プラント設備での機械工事」はその施設に機械を設置・据付したりメンテナンスを行ったりする繊細でダイナミックな仕事。
現在秀電社はK市の某下水処理プラント(ポンプ場)の機械工事を市から受注させて頂いています。K市には現在34ヵ所のポンプ場があり、ここは副都心地区の「浸水被害の解消」と「合流式下水道(※)の改善」を同時に図る目的で供用が開始されました。
下水は高低差により自然の力で流れて行きます。そうすると地中に埋設された下水道の管は勾配の角度と距離に比例して位置が段々と地中深くなるため、下水が自然の力で流れるには途中で一度地上近くまでその下水を汲み上げる必要が出てきます。
このポンプ場はその地中の下水を巨大ポンプで高所まで汲み上げ、浄化センターと呼ばれる下水処理施設へ送り出す重要な役割を果たしているのです。
そしてここは汚水と雨水の合流式下水道で、汚水は1分間に最大で約250トン、雨水は1分間に最大で約1400トンの水量を汲み上げる事ができる大型施設。
(※)合流式下水道とは、家庭や事業所から出る「汚水」と、雨の「雨水」を合わせ一つの管で流す方式の下水道のこと。工事が容易で早期の下水道普及が可能。
地上部に見られる建物は小さな倉庫のような外観ですが、地下にはこのような大きな機械設備があります。
※ポンプの大きさにご注目(下の技術士の身長は約180cm)。
更にこの地下にもあり、地上でいうと6~7階分の建物に相当します。
この巨大な機械設備は適正に稼動することで、日々K市の衛生を保ち、雨等による水害から街と人を守っているのです。
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