障がいのある子どもたちとその保護者の方々が、安心して暮らせる生活の一助に(後編) 2024年5月14日 火曜日
◉校舎完成!
秀電社は、この12年ぶりの特別支援学校建設という大きなプロジェクトに携わり、電気工事2工区の施工管理をお任せいただきました。担当した電気工事技術士たちにとってこれは単なる仕事ではなく、子どもたちが安心して学び、成長できる環境作りに貢献したいという思いを実現させたものとなりました。
もちろん建設工事は容易ではありませんでしたし、 厳しい納期や予期せぬトラブルなど、多くの困難もありましたが、しっかりと電気工事の進捗を管理しながら問題解決のために奔走しました。
◉引き渡しを終えて
全ての工事を終えると、発注者からの最終チェックがあり問題がなければ「引き渡し」となります。その引き渡しを終えた後の現場責任者の技術士Tに少しお話を伺いました。
On Time:福岡県立糸島特別支援学校の電設工事、お疲れ様でした。
技術士T:お疲れ様でした。
On Time:早速ですが、今回の工事に携わった率直な感想は。
技術士T:はい、大規模な工事でしたので無事竣工に至り正直ホッとしています。
On Time:確かに大規模でしたね。この工事で最も苦労したことって何でしょう。
技術士T:そうですね、色々ありましたが・・・設計図を書き起こす事が今回は最も苦労したかもしれません。
On Time:設計図を書き起こすと言うのは。
技術士T:はい、工事は発注を受けて、受注者側(今回の秀電社)で電気工事のための設計図を発注書から書き起こします。これはその時々で異なることもありますが、今回は規模が規模でしたので設計図が通常の10倍くらいの量となりました。
On Time:それをどのように乗り越えられたのですか?
技術士T:こちらは先ず複雑な設計を理解することから始め、最新の技術や情報を取り入れ効率的な施工方法を模索し、多くの方々の協力を得て何とか乗り越えました。関わる技術士たちや協力業者の方々と密にコミュニケーションを取り、施工内容に落とし込んで図面を完成させて行きましたが、実際に納期も非常に厳しく常に時間との戦いでした。
On Time:本当に大変だったのですね。今回の工事に携わって改めて学んだことはありますか?
技術士T:はい、1年半ほど糸島の工事現場にほぼ専属で携わり、秀電社の単独受注工事でも最大規模の工事でしたので予算・施工・納期全てに緊張感を持って臨みましたし、ここで電気工事のダイナミックさと大変さを改めて学んだ気がします。コミュニケーションやチームワークの大切さも実感しましたね。
On Time:今回の工事を終えて、これからどのような工事に挑戦したいですか?
技術士T:そうですね、今後はこの期間離れていたプラントの工事です。プラントはまた違った技術が必要ですし、それを再度磨いてより多くの人や地域に貢献して行きたいです。
On Time:Tさんのキャリアの成せるワザですね。これからの新たな工事も頑張ってください!
技術士T:ありがとうございます、また次の現場でも頑張ります。
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