前編》》豪雨から街を守る!秀電社が挑む宮崎の雨水ポンプ場建設最前線 2025年1月11日 土曜日
◉宮崎市高岡町で挑む大型浸水対策!
秀電社の技術士たちは福岡を拠点としながら、お声掛けいただいた県外での工事にも果敢に挑戦し、現在も九州各県や関東から様々なお話をいただき工事をお任せいただいております。今回の舞台となるのは、宮崎にある人口約1万人の自然豊かな川沿いの町、宮崎県宮崎市高岡町。今回は、大淀川左岸に位置する川原排水区の雨水ポンプ場設置工事における、担当の長期出張中の電気・機械設置工事の技術士たちの活動に焦点を当てています。この新設工事は、大淀川水系流域治水プロジェクトの一環として位置づけられ、地域の安全を支える重要な取り組みとなっています。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
◉豪雨等による浸水対策プロジェクトの概要
このプロジェクトは、宮崎市高岡町の川原排水区における深刻な浸水問題を解決するための大規模雨水処理施設整備事業です。この工事のきっかけは平成30年の台風24号で、床上浸水48戸、床下浸水9戸という甚大な被害が発生し、早急な対策が求められていました。
この地域は一級河川の大淀川に面した住宅街に位置し、台風や大雨で大淀川の水位が上がると、大淀川に流れ込む周辺の小さな河川は水門を閉じ、排水機場のポンプを稼働し強制的に排水することで内水氾濫を防止しています。しかしこの地域には排水施設がなく、小さな河川の排水ができず浸水被害が度々発生していました。
※川原排水区 大規模雨水処理施設整備事業計画(案)(宮崎市)より抜粋・引用
地域住民の方に話を伺うと今回のこの工事は切望された工事で、30年程前にも豪雨による浸水があり、その時も甚大な被害があったのだそう。
事業の目標は、70mm/時間(7年確率降雨)の降雨に対応できる雨水ポンプ場を整備し地域住民の生命と財産を守ることで、総事業費約22億円をかけ排水能力5.0m³/秒(標準的な25mプールの水を約2分で空にする能力)の排水用の川原雨水ポンプ場を建設しています。
Next 》》 このプロジェクトが持つ価値とは?
- << Prev
《2025年 年頭所感》株式会社秀電社 代表取締役 秀嶋 克仁
- Back Number
- 検 索
- カテゴリー
- 新着情報
-
-
前編》》豪雨から街を守る!秀電社が挑む宮崎の雨水ポンプ場建設最前線
-
《2025年 年頭所感》株式会社秀電社 代表取締役 秀嶋 克仁
-
SHUDEN,ON TIME DIGEST 2024! - 感謝を込めた一年の軌跡 -
-
電気工事の会社への転職を考えているあなたへ。未経験者でも文系でも大丈夫!30代からの挑戦を応援!
-
福岡市の水源戦略:地理的制約を乗り越える持続可能な水資源管理
-
安全のプロが語る!秀電社と協力企業の「現場パトロール and 勉強会」で学ぶ最前線の安全対策
-
SNテクノカレッジ vol.2 》》技術の頂点へ共に挑む!会社を超えたプロフェッショナルの未来
-
スキルアップが止まらない理由。技術競技大会で目指す、技術力のさらなる高み
-