株式会社 秀電社

SNテクノカレッジ vol.2 》》技術の頂点へ共に挑む!会社を超えたプロフェッショナルの未来 2024年10月28日 月曜日

◉50年来の盟友同志が語る「我々の関係は会社対会社ではなく、人対人なんです。」


今回のSNテクノカレッジの各社ディレクター、ナサ工業社のN顧問と秀電社顧問のMに、このプログラムの目的と将来の展望について話を伺ってきました。

On Time:先ずは前期の開催お疲れ様でした。

両顧問:お疲れ様でした。

顧問M:無事に終えれて安堵しています。

On Time:一大プログラムとなったと思うのですが、「今回一番目指されたもの」は何だったのでしょうか。

N顧問:基本的には技術交換ですね。こういうきっちりとした「プロジェクト」として立ち上げたのは初めてで、今回目指したのはお互いの技術力アップです。我々は製造側で、工事側の方々にも設計や製造の知識を持ってもらい、逆に我々も工事のことを理解して、より施工しやすい製品を作れるようになればと。

On Time:お互いの領域を理解し合うこと」がとても重要なのですね。

N顧問:ええ。最近は分業化が進んでいて、設計は設計、製造は製造というように、それはそれで良い面もあるのですが、逆に「全体を見られる人」が少なくなっているのです。

On Time:それは技術の世界では顕著な課題になっているとお聞きします。

N顧問:はい。それに我々メーカーは技術力向上も期待されながら、当然生産性も強く求められる。勿論これでやって行かなければならないのですが、これでは本当の意味での技術力というものは上がりにくいのも事実です。

On Time:確かに両方十分にコストを掛けられると理想的ですが、現実的なバランスとしてそれは決して簡単ではないとも感じますし、この2社だけではなく技術力を求められる業界や職種全体としての課題とも捉えられそうですね。そのような中で、今回若手社員の反応はいかがでしたか?

N顧問:はい、若手からは、現場の意見や製造側の話が聞けて貴重な経験だった(参加できて良かった!)という声がしっかり上がっています。

On Time:素晴らしいですね。一先ず前期の半年間を終えられましたが、今後についてはいかがでしょうか。

N顧問:はい、来年はさらに難しくなりますが、今回の基礎をベースに少しでも技術力が向上することを目指してほしいですね。理想的には社員交換のようなことができれば良いのですが。

顧問M:そうですね。ただ、現状ではそれを実現するには様々な課題があり、非常に困難かもしれません。でも、最後の全体セッションで若手同士が会社の垣根を越えて話し合う姿を見て、とても嬉しくなりました。

On Time:(仲良く話されている姿を見ながら)お二人の長年の関係性が、このプロジェクトの基盤になっているのですね。

顧問M:そうなんです。我々の関係は会社対会社ではなく、人対人なんです。私はこれが長続きする秘訣だと思います。

N顧問:その通りです。若い人たちにも、誰かとこういう関係を築いてほしいですね。

On Time: 最後に、今回の前期SNテクノカレッジを通じて感じたことはありますか?

N顧問:技術交換の重要性などは勿論ですが、やはり人とのつながりの大切さですね。デジタル化が進んでも、結局は人と人との信頼関係が物事を動かし、成し遂げる基本になると実感しました。

顧問M: 同感です。今回の経験が、次世代の社員たちにとって良いきっかけになってくれればいいですね。

On Time:貴重なお話をありがとうございました。お二人の関係性やビジョンは、今後の両社の発展に大きく寄与することと思います。

両顧問:はい、ありがとうございました。

 

◉共創の深化が導く、新たなビジネス価値の創造


今回のプロジェクト「SNテクノカレッジ」は、両社の関係性にも新たな光が当たり、日々の業務に埋没しがちな私たちが、この機会を通じて「互いの仕事の本質」を見つめ直す機会にもできました。

そして最大の収穫は、協力関係の重要性を改めて認識できたこと。異なる専門性を持つ両社が手を取り合うことで、シームレスな業務提供と、激変する市場環境下で競争力を維持するための価値創造が十分に可能だとの手応えを感じ取れたことです。

一方で今後の展望でもあり、次のステージへの課題としては

  • 定期的な交流の場の設置
  • 共同プロジェクトの立ち上げ
  • 現場の声を製品開発に直結させる仕組みづくり
  • 短期の人材交流プログラムの導入
  • 共同での問題解決ワークショップの定期開催

などが挙げられます。これらの取り組みを通じ両社の協力関係がより強固になることで、結果として高品質な製品開発や効率的な課題解決に繋がり、更には業界全体の発展に寄与することも期待できます。

私たちは今回のSNテクノカレッジで、

両社が一丸となって挑戦を続けることで、

新たな成長のステージに到達できたと確信しています。

変化を恐れず、互いの強みを最大限に活かす。

その姿勢で、業界の未来をも切り拓く覚悟で努力し続けます。

 

SHUDEN,ON TIME、

 

それでは、また。


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