須恵の町工場が創った「子どもが育つ保育園」の秘訣!(後編) 2018年10月22日 月曜日
「ナサの森保育園」は、認可が下りるのはとても大変だったそうですが、ナサ工業社が自社の土地を提供したり、町から土地を買受けて駐車場を作ったりと、様々な企業努力の上で実現された「企業主導型保育事業」の保育園です。
その企業主導型保育事業とは、内閣府所管の企業が主導する「事業所内保育事業」の一環になります。
認可外の区分になりますが、施設自体は保育⼠配置や設置基準など認可保育施設と同等の⽔準の施設になり、その内容は女性をはじめとする従業員が、結婚、妊娠、出産、子育てというライフステージにかかわらず働き続けやすくなったり、周辺地域の子供の受け入れによる待機児童の解消という大きな地域貢献に繋がったりするものです。
みなさんこんにちは。【SHUDEN,ON TIME】です。
今回は『ナサの森保育園』を現在利用されている人、そして作った人、にお話を伺いました。
◆「ナサの森保育園」利用者の声
先日からお子さんをナサの森保育園に預け始めたナサ工業社員のご夫婦。
どのような理由でお子さんを預けられたのかを伺うと、
「施設や設備に子供への配慮が見られる所や、(職場が隣なので)送迎ストレスが全くない所ですね。清潔感もあり園の先生方もとても良くしてくださっていて。弊社の人を大切にするという想いが形になった園ですし、夫婦で安心して働けています!」
と笑顔で答えて下さいました。
いつでも子どもの近くにいられるのは、働くお父さんお母さんにとってやはり大きなポイントですよね。
◆保育園完成後の引渡しを終えて
秀電社工事部 冨永(写真左)ナサの森保育園長澤理事長(同中)建築士の舛本氏(同右)
保育園の引渡しを無事に終えたばかりの3名に、少しだけお話を伺うことができました。
舛本建築設計事務所の舛本建築士は「保育園にはナサ工業社ならではの発想や子どもに対する想いを形にし、園内に入ると皆の心が落ち着けるように設計しました」と我が子を思うような眼差しで語ってくださり、
長澤理事長からは「子ども達が心豊かに逞しく成長し、仲良く支え合って行ける保育園にしていきたいですね。それと相変わらず秀電社さんの電気工事のクオリティや技術力の高さには驚かされます、お任せして良かった」と温かいお言葉を頂きました。
そして秀電社の電気工事担当冨永も「50年に亘りお互い切磋琢磨しているナサ工業さんから大切な電気工事を任せて頂いたので、私達の持てる全てで応えました。子どもたち、親御さんたちの事を本当によく考えて創られた保育園なので安心して子どもを預けられますね」と満足げな笑みを浮かべていました。
日本の子供たちの未来に、また一つ秀電社の技術で灯りが点せたこと。
私達にとって大きな勲章です。
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それでは、また。
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