トイレの水を流すと環境問題に貢献できる福岡市!私たちのMIRAIの未来、とは。 2022年3月4日 金曜日
■ 福岡市の「世界初」が新展開!目前に迫った「水素エネルギー」活用時代!
先日「福岡市とトヨタ自動車株式会社(以下TOYOTA社)、Commercial Japan Partnership Technologies 株式会社(以下CJPT社〈※1〉)が水素社会の街づくり実現に向けた幅広い取り組みに関する連携協定を締結」と、福岡市やTOYOTA社のニュースリリースで発表され話題となりました。
この連携協定は福岡市・TOYOTA社・CJPT社が共同で燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)の導入に向けた検討を行い、給食配送車やパッカー車(ゴミ収集車)としての燃料電池トラック、移動式発電・給電システムの導入を目指すもので、実用化されると夜のゴミ収集時の静音化やCO2排出量を削減した物流等が期待されます。
福岡市は以前から水素エネルギーの活用に着目し、国土交通省管理下の下水道革新的技術実証事業、通称B-DASHプロジェクト(※2)で、市民の生活排水から製造した水素をFCVに供給する「水素リーダー都市プロジェクト」を推進していきます。世界に先駆けて「下水由来の水素エネルギーによるカーボンニュートラルの実現」にチャレンジし始め、2015年に世界初となるバイオマス燃料の水素ステーションを建設、同時にTOYOTAのFCV車の代名詞「MIRAI」と共にバイクやトラック等での実証実験を開始。
私たち秀電社は、当時その水素ステーション建設の電気工事をお任せいただいていました。
水素ステーションは西公園海側付近の「福岡市中部水処センター」内で現在稼働しています。
※下記の画像をTAPするとGoogle Mapが開きます。一般の方は立入禁止ですが、ステーションは道路に面しており外からご覧いただけます。
※秀電社HP「私たちが実現していること」ページにも一部掲載
今回は秀電社がお任せいただいた電気工事や「MIRAI」を通じて、差し迫る環境問題や水素社会について考えるきっかけの一つにしていただけたら、そのようなお話です。
皆さん、こんにちは。SHUDEN,ON TIMEです。
※1 : CJPT社 : 正式名称Commercial Japan Partnership Technologies 株式会社
トヨタ自動車、いすゞ自動車、日野自動車、スズキ、ダイハツ工業の5社による、水素社会の早期実現に向け商用事業(商用車全体での電動化等)に向けた協業体制を推進する新会社。
※2 : B-DASHプロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
国土交通省で実施されている下水道革新的技術実証事業。新技術の研究開発及び実用化を加速することにより下水道事業における創エネルギーを推進し水ビジネスの海外展開を支援するためのもの。事業の実施にあたっては民間企業が必要に応じて地方公共団体や大学等と連携しながら実証研究を実施。普及展開の導入ガイドラインを策定している。
Next ⇒なぜ秀電社に「ミライ」があるのか?!
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