前編≫ リスクアセスメントと自ら創り出してしまった安全策の安全柵について 2022年5月20日 金曜日
■ SHUDEN Safety Fence ver.1.0!
さて、閑話休題。水処理プラントでの工事のイメージが強いと言われる秀電社ですが、もう一つのエキスパート分野である「マンホールポンプ設置・更新工事」も昔から多くの自治体にお任せいただいています。
そのマンホールでの工事の際に私たちが十二分に気を付けているのは「マンホール工事=高所作業」と認識して臨むこと。
「地面にあるマンホールが高所作業??」とお思いになる方もいらっしゃると思いますが、例えば深さ5メートルのマンホールでの工事、この入口の高さは地上で換算すると2階建て家屋の屋根に該当します。秀電社では今まで幸いにもマンホールの墜落事故はないのですが、改めて考えるとマンホールの入口の安全性に対しては部分的な隙があることに気付いたのです。
そこで秀電社独自で安全強化ツールの開発に取り組み始め、その隙を物理的に埋めるものを、先日ついに創り出してしまいました。
それが安全策の安全柵「SHUDEN Safety Fence ver.1.0(仮称)」。設計から製作まで試行錯誤を繰り返し、今回の武雄市のマンホールポンプ更新工事において初めて導入されました。
横文字のネーミングですが、全て自分たちで組み立てるというアナログな所も愛しさ増しのポイントです。この鉄製の柵はマンホールに入る技術士たちの落下・墜落事故の防止をより強化する、これまでの安全性の盲点を突いた優れもの。
ポイントは視認性と安全性の強化の2点で、視認性としては遠くから見てもマンホールの工事中という事が一目で認識でき、安全性では「D型フック」が腰より高い位置(上の手すり部)に設置されてマンホールに入る瞬間の、万一の滑落時の衝撃が大幅に緩和される点。
※墜落防止器具の「安全ブロック(セーフティブロック)」が働く際にD型フックが高い位置にある事で、身体にかかる衝撃が著しく軽減されます。
入る一歩目から、安全をより担保できた状態となり作業効率も上がります。因みに人間は30分宙づりになると死に至るそうです。
これで万事が安泰!と言いたい所ですが、頑丈さ=強度を優先させて製作されたこの初号機(ver.1.0)は、オール鉄製のためとにかく重く持ち運びや設置に労力を要してしまったり、他の機器との平行使用が難しかったりと、まだまだ改良の余地も。
手動でポンプを上げ下げするリフト機器との併用も今後越えなければならない課題の一つです。
まだまだ改良の余地があるSHUDEN Safety Fence、完成までは長い道程になりそうですが、秀電社の技術士たちは、このような状況にどうしてもワクワクしてしまう癖があるようです。
後編では製作意図やリスクアセスメントについてのお話をご覧いただけます、後編も是非最後までお楽しみください。
それでは、後編で。
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