世界中で6,000年以上挑み続けられている「水」のこと 2020年8月20日 木曜日
■ 水害対策で、あなたができる、4と6。
もし、あなたがこの記事を最後まで読んでくださっているなら、一つだけお願いがあります。
これからも、大雨や台風を迎えるにあたり「家庭での備え」これだけをしっかり行ってください。
●水害ハザードマップを活用して必要な対策や避難場所・避難経路などを確認。
(1)国土交通省「水害ハザードマップ」で家や地域の水害リスクを知る ※高台在住の人も要注意。
(2)避難場所、避難経路を事前に確認する
(3)非常時の持ち出し品を事前に準備する
(4)家族が離れているときの安全確認の方法を決めておく: 総務省「災害伝言サービス」
●水害時の避難の注意点:最新の気象情報や河川情報を入手して早めに避難行動を。
(1)気象情報や河川情報などに注意する
(2)自治体から避難勧告が発令されたら早めに避難
(3)避難行動は浸水前に:政府広報オンライン
(4)避難時は隣近所に声をかけて集団で行動を
(5)車での避難は危険
(6)橋や川の近くは危険
治水そのものを知る事や多くの犠牲の上に得た教訓を活かす事が、今を生きる私たちにとって何よりも大切なことでもあります。
■人知れず何十万人の命を預かっている、私たちの仕事
6000年前から全世界の人類が挑み続け、
未だに完全な解決を見ない治水の問題は、
正直、私たちの技術力だけでどうにかなる問題ではありません。
ですが、私たちはそれでも挑み続けます。
私たちの技術力が、少しでも未来の人たちの安全、安心な生活に繋がるよう、それだけを願って。
それでは、また。
※今回の取材及び記事作成は2020年6月に行っております。「令和2年7月豪雨」で罹災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
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