株式会社 秀電社

日本人の8割が誤った理解?「ISO」の本質について ~ISO認証を通して実現したいこと~ 2021年12月10日 金曜日

■ ISO認証取得と更新審査、そして秀電社の独自対策

ISOの有効期限は3年間と定められており、取得してからも毎年審査が行われます。取得の翌年と2年後に受けるのが維持審査、3年後に受ける一大審査が「更新審査」になり、維持審査は前回からの運用状況の確認、更新審査は3年分の運用状況の審査になります。

今回は秀電社の社内で行われる内部監査時に、担当のM常務にお話を伺いました。

On Time:早速ですが、秀電社が最初に「ISO9001認証」を取得されたのはいつ頃でしょうか?

常務M:当社のISO9001の登録は2004年1月でしたね。

On Time:もう18年近く経つのですね。何故取得しようと思われたのか、その理由を教えてください

常務M:当時取得活動を行った方たちが退職されていて理由は明確ではありませんが、時代背景や先行で取得されていた得意先である大手企業より「品質に関する要求」が高まって来たことに会社として必要性を感じたからだと思います。

On Time:時代の波をしっかりと捉えていたのですね。取得後、秀電社自体に変化はありましたか?

常務M:今考えると最初の10年程については、有効性に乏しい品質活動しか出来ていなかったように思えます。その後、この活動が意味の有るものに変わりかけたのは、当社の業種に詳しい外部監査員に巡り合えたからです。その方から毎年の審査で「弊社業務に有効的な改善の機会を提示してもらったこと」がきっかけとなり、ISOの活動が本当に意味のあるものに変わっていきました。

On Time:確かに多くの企業の成功・失敗の分岐点はこの「意味のあるもの」に出来るか否か、と言われています。

常務M:はい、ボルト1本の緩みも見逃さないくらい真摯に取り組んでいくことで、効果的なISOの活用に繋げられていると思います。

On Time:秀嶋社長も「大変ですが取得して良かったと」仰っていました。ISOに対して秀電社独自の取り組みのようなものはされていますか?

常務M:はい。独自的な取り組みの一例としては通常より多い「検査回数」です。通常は工事完成の時期にのみ「社内検査」を行うのですが、工事中でも現場長が独自に「工程内検査」を行っています。勿論多少タスクやコストは増えますが、結果的に「当社の品質レベル」を高めるものへと繋がるようになってきました。

On Time:では「会社全体」で挑んでいる課題はありますか?

常務M:はい、それも幾つかあります。「内部監査の更なる有効活用」や、来年から始まる「基幹システムの効果的運用」、「品質活動の分析法の改良」等ですね。そして「ISO管理スタッフの高齢化による新担当者への継承」は喫緊で、この解決は急務と捉えています。

On Time:常に品質と効率を重視する秀電社らしい課題ですね。更に今年度、自社の品質マニュアルを改定されたいと伺いましたが、配慮されているポイント等ありましたら教えてください。

常務M:はい、今回そのポイントは大きく3つです。先ず1つ目は全文章を見直し、ISO9001の要求事項が理解し易いものにすること。これはマニュアルの文面を出来るだけ自社の業務に合った具体的な表現に清書することです。具体的には「どの部署が」又「どの役職者が」認識すべきことなのか、項目ごとに主語を明確化させるなど。

そして2つ目は今回の工事部の組織体制変更に合致するものにすること。これは「グループ担当者」と「現場長」との関わり合いを見直して業務の高効率化を推進させたり、仕入先に対してより多くの見積依頼を簡単に手早く出せる購買システムを考案したりすることですね。

最後に3つ目は、当社が認証取得している「ISO9001-2015」の新規格である「8.3設計・開発」の項を設計部だけでなく、組織全体で捉えて考えることです。営業部が入手した顧客要求情報を確実に工事部へ伝達する具体的な仕組み作りだったり、施工計画書と施工図の作成をもっと重要な業務に捉え直すことを組み入れたりするものです。

On Time:明確な目的を持たれた上での更新審査は「ISO本来の理念=本質」に沿う形で行われていると感じます。容易な事ではないと思われるのですが、達成できると会社的にも大きなメリットになりそうですね。本日はお忙しい中ありがとうございました。

常務M:はい、ありがとうございました。引き続き頑張ります。

 

Next ⇒ ISOのメリット・デメリット。その目的と本質とは?

 

 


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