株式会社 秀電社

日本人の8割が誤った理解?「ISO」の本質について ~ISO認証を通して実現したいこと~ 2021年12月10日 金曜日

■賛否両論に見るISO本来の目的とは

ここでISO取得について代表的なメリット・デメリットを見てみましょう。

●メリット

☆信頼感の醸成・作業手順の明確化・高い安全性と品質の製品やサービスの創出
☆システム化された組織の確立・責任と権限の所在の明確化
☆事業の持続的発展・教育基盤の確立
☆新規市場への参入・力量に依存しないプロセスの構築
☆データ駆動型経営の浸透・公正な基準による世界貿易の発展

●デメリット

★会社の信用度獲得目的のみで認証を得たいだけというケース
★頻繁な改善及び改変による都度対応・マニュアルや書類を作成の増加
★実務と兼業で時間が取れない・日常業務だけで審査を受けたい
★社内ハンドリングの問題・ISO取得後の効果が出るには平均2~3年
★高すぎる理想の改善と社員のモチベーションのギャップ

 

ISOの取得・更新を行う事には現在でも賛否両論で、賛成だけではなく強い反対意見も勿論存在します。得られるメリット・デメリットは業界や企業によって様々あり強く推奨することはありませんが、二つを読み込んでいくと「対極」となるものが多く存在する事が分かります。つまり「ISOは何を以て作られたのか」その根本的な理念を再考すると本質が見え、デメリットをメリットへ転化させる機会が創出されるのではないでしょうか。

以前、ISO業界自体が利益主義に走り、認証取得を乱発させたISOバブルのような傾向が散見し、一時期ISOの信用を低下させた時期もありました。目的をはき違えた企業では、認証が取れても実務的にマネジメントが機能せず、形骸化された認証によって弊害が起こったことも。

ここで必要なのはISO認証取得は正しい理解と実施の上に初めて成立するものなので、ISO認証取得や更新を一つの社会へのコネクティングツールとして捉え「マネジメントシステム自体を利用する」という視点へ切り替えること。これが可能になると、本来の趣旨に即した効果が出始めます。

私たち秀電社が実践しているように、実際にISOマネジメント規格の認証は非常に自由度が高く、しっかりと理解すればどのような組織でも有効なシステム構築が可能になります。更に本来の要求事項も「審査のため」ではなく「国際的に通用する業務運営の仕組み作りのため」に作成されているので実務的に役立つ事も多々あるのです。

よって、「企業や部署が信用の獲得、品質向上、業務改革といった各々の経営目的を持って取り組みながら、顧客や社会との関係性を発展させられるもの」、それがISO認証取得の本質と私たちは捉えています。

ISOに賛否両論ある現在、他社との差別化への効果としてISO認証自体が役立つ時代ではありません。賛否ある今だからこそ、単なる肩書きとしてではなく、本質的なマネジメントツールとして有効活用を図る必要性があると言えるのではないでしょうか。

 

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今回も最後までお読みくださりありがとうござました。

 

 

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それでは、また。

 

 


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